Web上のコンテンツは、テキストと画像に大きく区分されます。
人間は視覚から多くの情報を得ていますので、とりわけ商品ページ上の画像は重要といえます。
長い商品説明文を読むよりも、実物が正しく伝わる商品写真一枚の方がユーザーの購入意欲をそそる場合が多々あります。
また、世界観を伝えようと小説家のような文章を書いたとしても、ブランドイメージを的確に表現したアイコン画像のほうが、ハンドメイド作家としての世界観は確実に伝わるはずです。
画像が完成するまでには2つのステップがあります。
- 写真の撮影
- 画像の加工
カメラでどのように撮影するかも非常に大切ですが、撮影後に行う画像編集も大切な工程です。
画像編集ソフトによる画像加工のポイントを解説していきます。Photoshopなどの画像編集ソフトで行えることを確認しましょう。パソコン操作を難しく感じるかもしれませんが、まずは触ってみることが大切です。
画像編集ソフトで行いたいこと
撮影した写真に対して、画像編集ソフトで行うことには下記のようなものがあります。
- トーン補正
- トーンとは「明暗の調子」を意味し、明暗の比率(コントラスト)を調節するための補正です。
- 色調補正
- 文字通り、画像データの「色」「鮮やかさ」「明るさ」を調整していきイメージ通りに仕上げるための補正です。
- トリミング
- 画面の一部だけを切り出す加工のことです。本来は写すべきものではなかったものを写真からなくすためにも使います。
- 合成
- 文字通り、複数枚の写真を組み合わせて1枚の写真に加工することです。世界観を表すイメージ画像の作成では、合成処理を施すことがよくあります。
ハンドメイド作家にとってコスパがいい画像編集ソフトとしては、Adobe Photoshop Elements(アドビ・フォトショップエレメンツ)をおすすめします。
WindowsとMacのどちらにも対応していて、個人でも手の届く価格の画像編集ソフトです。
画像編集ソフトを活用し、自分のハンドメイド作品と写真素材をうまく組み合わせることで、商品をより魅力的に見せることができるようになりますよ。