段ボール箱を持つハンドメイド作家の女性

オーダーメイドの商品は、注文が入った後に製作する「受注生産」です。

一般的にネット通販を利用するユーザーは、購入後すぐに商品が発送されるものだと認識しています。

注文ごとにハンドメイド商品を製作してから発送をする場合、お客様が何よりも知りたい情報は「いつ発送されるのか」、つまり納期の目安です。

お客様が購入前に確認する納期の表示に製作に要する日数をそのまま記載することは避けましょう。

例えば、製作に2日間かかるからといって「2日後に発送」と書くことはクレームの元です。

何らかのトラブルでちょっとでも製作スケジュールが遅れた場合、納期を守れなくなってしまい、お客様からの信頼が損なわれてしまいます。

発送の遅延が原因でクレームとならないように、あらかじめ余裕を持った納品予定日をハンクラサイトに設定しましょう。

発送日を周知しておくことでクレームを防止する

スマホで商品の発送完了メールを受け取り喜ぶ若い女性

ハンクラサイトに記載する際に注意しておきたいことが「発送日」と「配送日」の違いです。

実際にお客様の手元に届く「配送日」については、配送地域や利用する配送業者により変わってきます。なかなか明示しにくい情報といえるでしょう。

逆に「発送日」については、ハンドメイド作家側で把握してコントロールすることができますよね。

したがって、商品の説明文などに記載する際は、ハンドメイド作家が商品の発送を行う「発送日」の方を明記しておきましょう。

それでも納期に遅れてしまいそうな場合は、遅れることがわかった時点で、必ずお客様に連絡を入れましょう。

ちょっとの気遣いで、クレームに発展することを防ぐことができます。