ネットショップで購入した商品を受け取り笑顔を見せる女性

ハンクラサイトにアクセスするお客様は、もちろん手作り品を求めてサイトにアクセスしています。

そして、ハンクラサイトに出品している商品に求められているものは、一定の品質を保った商品です。『手作り品だから品質はバラバラです』ということではダメです。

したがって、商品のアイデアを出した後、そのまま製作に入り即出品とするのではなく、実際に販売するまでに「試作」「試用」をしっかりと行うことが大切になってきます。

試作の段階でしっかりとクオリティチェックをしておく

厳しい表情でチェックをしている女性

商品案を考えたら、まずは実際に試作してみます。

試作の際、最初から大量に作ることは避けましょう。ハンドメイドマーケットで販売する段階まで至らなかった場合、結果的に作った商品が無駄になってしまいます。

材料を変えつつ、まずは数個だけ作ってみます。同時に作り方を変えたものもいくつか試作してみましょう。

その際に、出来上がった試作品の出来栄えや使い勝手の確認はもちろんですが、作り方をまとめたメモをしっかりと残すようにします。

製作工程使った素材についても、もれなく書き込んでおきます。メモに残すことを怠ると、同じ商品を継続して作っていく際に困ることがあります。細かい部分までメモに書き留めておくことを強くおすすめします。

素材については、下記の要素も含めて細かくリスト化しておきましょう。

  • メーカー
  • 型番
  • 値段
  • 購入店舗

詳細な材料リストを作成しておくことで、材料を再度仕入れる際に発注の間違いがなくなります。

このような商品の作り方メモを残しておくことによって、情報が整理され、同じ品質の商品を作り続けることが可能になります。

継続的に安心して購入できる店舗で仕入れる

製作者として一定のクオリティで作れるように工夫をしていても、肝心の材料の仕入れが不安定では元も子もありません。

原材料を変更する場合、似た材料を探す手間もかかりますし、最悪は利益を残すために販売価格の見直しも必要となるかもしれません。

そのためにも、値段の安さで選ぶのではなく、安定して仕入れられるかどうかを基準に、実店舗とネットの両方から材料を探すようにしましょう。

数回に渡る試用をする

複数のチェックマークを並べたイラスト

商品を購入するお客様は、購入した商品を長く使いたいはずです。もちろん、長く使っていただけることは、ハンドメイド作家としても嬉しいことです。

したがって、商品の試作後に行う試用は、必ず複数回行うべきでしょう。たった一度だけテストしたのでは、商品の耐久性はわかりません。

販売後に商品がすぐに破損した場合は、クレームにつながってしまいます。

クレームとならないように、試用段階で問題点を洗い出し、商品を改良してから販売する姿勢が大切です。

試作・試用のまとめ

お客様は商品ページを見て、『こういう商品だ』という期待を持ってハンドメイド作品を購入します。

継続的に商品を販売するにあたっては、期待と信頼を裏切らないように一定のクオリティを維持する努力が必要不可欠なのです。

女性「OKサイン」

商品の完成形や製作工程を記したメモは、備忘録としてはもちろんのこと、作業の効率化にも役立ちますよ。