
ハンドメイド作家として自分の商品を販売するにあたって、最も手軽でおすすめなのが「ハンドメイドマーケットプレイス」の利用です。
ハンドメイドマーケットプレイスには、さまざまなウェブサイトがあります。
売り手として比較した場合は販売手数料などで差を感じますし、サイトに訪れる買い手についても年齢層・購入予算などの点でサイトごとに特徴が出てきます。
ハンドメイドマーケットプレイスの比較一覧を参考にしつつ、まずは1つのハンクラサイトでハンドメイド販売を始めてみましょう。
アカウントの新規登録や商品登録方法などがサイトにより若干異なりますが、ハンドメイドマーケットプレイス上での出品から販売までの流れを大まかに掴めるはずです。
出品する際は、自身の商品のテイストに合うハンクラサイトを選ぶことで、サイトの訪問者に商品ページを閲覧してもらえる可能性が高まります。
細かな規約などはハンクラサイトごとに異なりますが、どのハンドメイドマーケットプレイスにするか迷った際は最初にminneで出品してみることをおすすめします。

「販売までの流れ」と「納品までの流れ」の2つのステップに分けて、ハンドメイド商品のインターネット販売の基礎を確認していきましょう。
ハンドメイド作品を掲載して販売を開始する

商品を売るためには、まず出品しなくてはいけません。
ハンドメイドマーケットプレイスによって異なる点もありますが、アカウント作成から商品の掲載までの流れは下記となります。
-
ハンドメイドマーケットプレイスへの会員登録
まずはじめにアカウントの新規登録を行います。
-
販売に必要な情報の設定
必須とされる送料や振込先口座などの設定をします。
-
プロフィール情報の登録
メイン写真や自己紹介文などブランドイメージに関わる内容は、商品の雰囲気を出せるように工夫しましょう。
-
作品の掲載
季節に左右されない定番商品を登録してみましょう。流行に影響を受けないため、商品に対してニーズがあるかどうか、ユーザーの反応を知ることができます。
露出が多い、つまり商品が販売されているサイトは多ければ多いほど、売れる機会は増えます。
ハンドメイドマーケットプレイスに出品した後は、自分のオリジナルネットショップを立ち上げることもおすすめです。
無料のECストア作成サービスを利用することで、簡単に販路拡大・ブランディングにつなげることができますよ。
作品が売れたときのフロー

受注メールが届いた時は、ハンドメイド作家として喜びを感じる瞬間です。
支払情報を確認し、速やかに商品の発送作業に入りましょう。
-
受注メールが届く
注文が入った商品の商品名はもちろんのこと、個数についてもしっかりと確認します。
-
管理画面で詳細を確認
発送に必要となるお客様情報については、間違えのないようにしましょう。
-
売れた作品の発送
手書きのお礼状を同封するなど一工夫すると顧客満足度が上がります。顧客満足度はリピーターとなってもらえるかどうかの大事な要素です。また、発送後は発送完了ボタンを忘れずにクリックしましょう。
-
作品代金が手数料を引かれて振り込まれる
入金までの期間を意味する支払サイトは、ハンドメイドマーケットプレイスごとに異なります。あらかじめ確認しておきましょう。登録する口座をネット銀行口座にしておくと入金確認が楽なのでおすすめです。
支払サイトを重視する人には、ココナラハンドメイドをおすすめします。
毎月2回の入金なので、材料費の支払いなどにお金を回しやすくなりますよ。
発送方法を複数用意する

商品をお客様へ送る際にも、いろんな手段があります。
いくつか挙げるだけでも、下記のような発送方法が思い浮かびますね。
- 定形外郵便
- ネコポス
- 宅急便
送料はもちろんですが「追跡サービス」「補償対応」の有無など、発送方法ごとにサービス内容が異なります。
また、自分の商品のサイズや形状に適しているかという視点でも、発送方法を考える必要があります。
しかし、ひとつの発送方法で、全てのお客様のニーズを満たすことはできません。
一般的にネット販売では、複数の発送方法を用意しておくことで購入率が上がる傾向にあります。
ぜひ、複数の発送方法を用意しておきましょう。
出品から発送までのフローのまとめ
操作に戸惑った際は、マニュアルやよくある質問ページを参照しましょう。大手のハンドメイドマーケットサイトでは、出品者への説明が充実しているので、すぐに問題を解決できるでしょう。
また、ハンドメイド商品を出品後は、注文状況を確認する癖を付けましょう。
購入者の心理としては、商品をすぐに送って欲しいものです。
迅速かつ丁寧な対応がリピート購入につながっていきます。