ハンドメイド商品を開発するにあたっての作品イメージの源泉は、商品を届けたい相手の人物像です。
人物像だと大雑把な表現なのでもう少し具体的に表現すると、下記のようなユーザー属性を思い浮かべてください。
- 年齢
- 性別
- 住所
- 職業
- 配偶者の有無
- 子どもの有無
ターゲットとする人物像(ペルソナと呼びます)を考える際のコツは、象徴的なユーザーが持つライフスタイルをイメージできるレベルまで細かく深く人物像を設定することです。
例えば、次のような人物像を考えることができます。
- 性別・住所・職業
- 東京都世田谷区在住の主婦
- 年齢・配偶者の有無
- 35歳で結婚3年目
- 子どもの有無
- 長男を子育て中
- 好きな商品カテゴリー
- 親子ペアのハンドメイド商品が大好き
細かいターゲット設定に基づき商品を作ることで、ユーザーも「これは私のための商品だ」と愛着を持って商品ページを見るようになります。
インターネットを介した1対多の販売が、目の前のお客様に接客していく「1対1」のような関係を作り出せるのです。
幅広く扱うお店より専門店の方が、説得力を持って魅力をアピールできることと似ています。
また、ターゲット設定と同時に、ユーザーの商品利用場面を考えていきましょう。
『このシチュエーションで使ってもらえるのなら、ここをもっと使いやすくしよう』といった感じで、アイデアがどんどんと広がっていくはずです。
他のハンドメイド作家に負けないオリジナル要素をあなたの作品に加えていってください。
イメージした人物像が喜ぶ商品を継続して作っていくことで、着実に売上を伸ばしていけるでしょう。