ハンドメイドマーケットプレイスに出品するだけでも、タイミングがいいとすぐに商品が売れていきます。
それは、minneなどハンドメイドマーケットプレイス側が集客に力を入れてくれているからです。もちろん、ハンドメイドマーケットプレイスでの販売には販売手数料が別途かかり、出品者が支払う費用の一部を原資にして、ハンクラサイトは集客に注力をしているという構図です。
商売としてハンドメイド作家活動をしている以上、待ちの姿勢ではなく、自分からPRを行っていく姿勢は必要となってきます。
ハンドメイド商品に興味を持つお客様をハンドメイドマーケットプレイス以外からも集められるように、SNSの活用方法を解説していきます。
無料で使えるSNSを積極的に活用する
プライベートでFacebookなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を利用している人も多いでしょう。
ハンドメイド作家としてブランドや商品をPRする場合は、仕事用のアカウントを別途作成してから運用を始めるようにしましょう。
プライベートアカウントでハンドメイド商品を告知しても、見て欲しい人に見てもらえない可能性があります。せっかくPRしたにもかかわらず効果が小さくなってしまうのは、非常にもったいないことです。
作家名・ブランド名をIDとしたSNSアカウントの新規作成を強くおすすめします。
活用するのは「Instagram」と「Twitter」
SNSと一括りでいっても、世の中には多くのSNSがありますよね。
ハンドメイド作家にとって有効活用できるおすすめのSNSは次の2つです。
- Instagram(インスタグラム)
- 写真を共有するサービス。画像の簡単な加工も行えます。商品の具体的な利用シーンを投稿すると効果的。
- Twitter(ツイッター)
- 140文字以内で文章と画像を投稿するサービス。新商品の発売やイベント情報の発信に適しています。ユーザー同士の交流も盛んです。
Facebookは友だちとの交流には向いていますが、ハンドメイド作家が利用するコミュニケーションツールとしてはあまり効果的ではありません。
作家としての世界観や作品のテイストは、文章よりも写真の方が伝わりやすいです。まさに「百聞は一見にしかず」といえます。
したがって、ブランディング目的でSNSを利用する場合は、特にInstagramに力を入れてみることをおすすめします。
SNSは時間軸が短い
InstagramとTwitterに共通する弱点は、投稿が流れていくものだということです。
つまり、過去に遡って見て欲しい情報でも、ユーザーにとって探しにくくなっているため、なかなか見てもらえません。
投稿したり作成した過去のコンテンツがそのまま埋もれてしまうことは、情報発信者として望ましくありませんね。
そもそもコンテンツは大きく2つに分けることができます。
- ストック型
- フロー型
SNSはフロー型コンテンツです。文字通り「流れていく」タイプですね。
逆にストック型コンテンツは、ホームページやブログのように蓄積されていくタイプのコンテンツです。
投稿するコンテンツの特徴を考えて、投稿先となるメディアを使い分けていくことが大切です。
蓄積していくことで価値の出てくる情報については、ハンドメイド作家のブランドサイト上で情報発信することをおすすめします。
技術的知識がなくても簡単にサイトを作れる「ホームページ制作サービス」も登場しています。
まずは試してみるといいでしょう。