ハンドメイド作家として開業届を提出後、最初に取り組みたいことがハンドメイドマーケットプレイスへの出品です。

ハンドメイドマーケットプレイスへの出品をおすすめする理由は、インターネット上での「出品→販売→集金」という一連の流れを経験できるからです。

買い手として外から眺めているだけの状態と、売り手として実際に行動し運営していくことの間には、大きな差があります。

そして、ハンドメイド作家としての経験値を蓄積していくためには、ユーザーの多く集まる場所への出品が望ましいですよね。

ハンドメイド作品を初めて出品する人にとっては、国内最大級のハンドメイドマーケットプレイスである「minne(ミンネ)」がベストです。

ここでは、minneで最初に行う必要のある「作家登録」の流れを解説していきます。

minneで会員登録を行う

minneの会員登録はもちろん無料です。簡単な情報入力のみで、minneのアカウントを作成することができます。

まず、minneのウェブサイトにアクセスしましょう。

minneサイトのページ下部(フッター)に、「minneで売りたい」というリンクがあります。

minneのフッターに配置された「minneで売りたい」ページへのリンク

リンクをクリックして、作家登録ページへと進んでください。

移動した作家登録ページ内の「作家登録する」ボタンをクリックしましょう。

minneの販売・展示可能商品の一覧と「作家登録する」ボタン

続いて、会員登録方法の選択画面が表示されました。

minneの会員登録画面

minneでの会員登録には、下記の2つの方法があります。

  • メールアドレスで会員登録する
  • Facebookで会員登録する

日本でもユーザーの多い世界最大のSNSである「Facebook」のアカウントを持っている人は、Facebookアカウントと連携することでminneの会員登録をより簡単に行うことができます。

ここではFacebookアカウントを持っていないと仮定し、メールアドレスを使用した会員登録を説明していきます。

メールアドレスをひとつ用意してください。なお、フリーメールアドレスだと届かない場合がありますので、その場合は他のメールアドレスにしたり迷惑メールフォルダ内を探したりしましょう。

また、新規注文などをすぐに確認したい場合は、スマホで見れるメールアドレスを登録しておくことをおすすめします。

それでは、「メールアドレスで会員登録」をクリックしましょう。

minneのメールアドレスによる会員登録画面

入力欄が3箇所あります。

  • メールアドレス
  • パスワード
  • ユーザーID

3つの入力項目の中で注意が必要なのは「ユーザーID」です。

このユーザーIDがギャラリーURLとなります。例えば、ユーザーIDを「user」とした場合、ギャラリーURLは「https://minne.com/@user」となります。

なお、会員登録後にユーザーIDを変更することはできません。

ハンドメイド作家としてのブランディングにつながるURLとなるように、ユーザーIDには屋号の半角英数字表記を採用することをおすすめします。

ただし、ユーザーIDには、3~12文字の文字数制限があります。長い屋号名の人は、文字数制限に収まるように上手く短縮してから登録しましょう。

すべての項目を入力後、「利用規約に同意して会員登録」ボタンをクリックします。

minneのアカウント登録完了画面

会員ページへ移動して「アカウント登録に成功しました。」と表示されていれば、会員登録は完了です。

【minne】ハンドメイド作品のオンラインマーケット

会員ページのトップページ

minneの会員画面トップページ

会員ページのトップページには、集客や販売促進に役立つminneからの情報が掲載されています。

  • お知らせ
  • バナー
  • 特集と読みもの

minneではオンライン上の販売サイト運営以外にも、リアルイベントとして「minneのハンドメイドマーケット」などを主催しています。その他、ハンドメイド作家向けのセミナーや交流会なども開催されています。出展作家募集開始の告知などを見逃さないように注意しましょう。

また、minneにおける機能追加なども、お知らせの中に含まれています。

minne管理画面にログインする際に、トップページの各種情報を一度確認する癖を付けておくことをおすすめします。

再度ログインする場合

minneのヘッダーメニュー

一度ログアウトした後にログインし直す場合は、minneサイトの右上にある「ログイン」リンクからログインページへ移動することができます。

会員登録時に設定した「メールアドレス」「パスワード」を入力してログインしましょう。

Google Chromeなどブラウザにログイン情報を記憶させておくと、次回のログインがスムーズに行えるのでおすすめですよ。

minneにおける作家登録から販売・売上入金までの流れ

minneを利用するにあたり、最初に必要となる作家登録の手順を確認してきました。

無事にminneのアカウントを開設できたと思います。

この後は、作品の出品、そして販売後の売上入金へとステップを踏んでいくわけです。

途中の作家登録ページにも掲載がありましたが、minneでの販売の流れを確認しておきましょう。流れをイメージしておくことで、次のアクションを把握しておくことができますね。

  1. minneへ新規会員登録を行う
  2. 自身のギャラリーに作品を登録して販売を開始する
  3. お客様による作品の購入
  4. 作品を発送して発送完了メールを送信する
  5. 毎月月末締めの翌月末払いで売上が入金される

「"minneにおける"販売の流れ」という表現をしましたが、Creemaなど他のハンクラサイトや自分で運営するオリジナルネットショップであっても、おおむねこの流れとなります。

つまり、最初にminneでコツを掴んでしまえば、ハンドメイド作家としての活躍の場を広げやすくなるのです。

販売を開始し売上が入金されると、立派な個人事業主です。

販売活動の中で帳簿付け・仕訳などの経理処理が発生します。確定申告に向けて、早めにクラウド会計ソフトを導入しておきましょう。

女性「ガッツポーズ」

出品・販売に伴う一つ一つの項目は、どれも簡単なものです。大まかな流れを把握した上で、一歩一歩前へ進んでいきましょう。

【freee】クラウド会計・確定申告